フリーランスのエンジニアは、自身の働き方、働く時間を案件に応じて自分で決めることになります。休日をとる、とらないも本人の自由ではありますが、基本的には休日をしっかりと確保することをおすすめします。第一に、働く日と休日を定めることで、働き方にメリハリがつきます。また、休日にたっぷりと休養を取ると、働く日に高いポテンシャルを発揮できるようになるのです。さらに、休日を確保するために、請け負った案件を計画的に進めないといけないので、スケジュール管理能力が高められ、規則正しい生活に近づけることもできます。休日と働く日を明確に分けないでいると、仕事をしないと決めた日にも頭の中には仕事がちらついてしまい、仕事をしなければ落ち着かなくなってしまう可能性もあるのです。そうなってしまうと、徹夜や詰め込んだ働き方をすることになり、精神的にも安定せず、体を壊しかねません。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、「仕事をしない日をはっきり決める」ことが、仕事の効率を上げることにつながるのです。また、フリーランスはクライアントとのビジネス的なやり取りをすることはあると思いますが、それ以外の人間関係がおろそかになってしまいがちです。特に在宅ワーカーは自宅から出ずに働くことができる一方、生活リズムが乱れたり、仕事にのめりこみすぎる傾向があります。外に出て体を動かしたり、旧交を温めたりすることで、心身の健康はもちろんのこと、新しいアイデアに結び付くかもしれません。自由に働けるフリーランスこそ、休日は意識してリフレッシュする時間にしましょう。ズバリ休日を制するものは仕事も制すので、効率アップのために有意義な休日の過ごし方を知ることから始めるのもいいかもしれません。